

誰しも、知り合って間もない相手に最初に送信するメールほど緊張して力んでしまうものはありません。無理に格好をつけたり、必要以上のテンションを求められてもいないのにサービス精神から、送ってしまうことも見受けられると思います。もちろん、緊張しているのは受け取る相手も同じです。
手当たり次第の絵文字の多様や、面白いことを書こうとする心とは裏腹に、じっさいは気負って凝ったメールを送る必要もなかったります。
一番なのは、最初は普通の文面で、堅苦しくならない程度のやりとりがベスト。そして、自分のことばかり書き綴ることは×。趣味や異性の好み、結婚願望などを一方的に送信してしまうことも賢いやい方とはいえません。自分を差し置いてないがしろにされている印象さえ与えてしまいかねないのです。
相手に「この人にとって私はなんなのだろう」と懐疑的になられては元も子もありません。いつか素敵な人が、くすぶってなかなかうだつのあがらない自分を、認めてくれ、理解してくれる人がきっと現れる・・・そういったシンデレラ願望が男女を厭わず誰でも持っているのです。そして本当の姿、今の雑踏に紛れてしまって表に出ていない、心の中で眠っている純粋な自分の姿を晒せずに生きている現代人にとって、自信を失いかけて塞ぎこみ、或いは過信したい衝動を押さえ込むような葛藤を強いられてるのも事実です。
メールでは、そうした日常を綴ってみるものもいいかもしれません。自分の自己紹介から初めて、ハンドルネームを添え、住んでいるところは面会するのが将来的にあるのであれば都道府県程度書くのもいいでしょう。所在地は、副産物として現実的な生活感を時にイメージしやすくもなります。
そうした基本的な情報に加えて、「何故その人を選んだのか」「どこに興味を持ったのか」に重点を置いて綴ってみましょう。もちろん、自分のことはメインディッシュではありません。あくまで相手をどう思っているのかなどの印象の方が大切です。とはいっても、相手を唐突に褒めるのもNG!いきなり褒められても、相手は困ってしまうし弾いてしまいかねません。
自分を「シャイで奥手な部分もあるが、どことなくセンスのある人物」など、キャラ設定してみるのも巧い文章を綴れるコツかも知れません。また、趣味で話が合いそうなのであれば、それを前に出すのも、相手の警戒心を解きやすく、話に華を咲かせやすいでしょう。